イングランド編①

2016-11-03

■第33話《一番心配な夜の帰り道》■




そんなアンフィールドの感動や思い出に浸っている間もなく、さあ、停留所へ急

げ!

バスに乗らないと・・・すご〜い人だよ。みんなバスに乗るの?

アンフィールドの前の道路を渡ろうとすると、すでにバスは一台行っちゃったみ

たい。

乗り切れなかった人達が並んでる。まず、とにかく並ばなきゃ!



「う〜ん・・・」

10分が経過。確か17番バスは10分ごとだって言ってたよね。

私の前のおばさんもぶつぶつ言ってる。

ここが日本だったら「おかしいですよねえ」なんて会話も出来るけど、

外人のおばさんだもの。言えない・・・(-_-、)



「う〜ん・・・」

15分が経過。一向にバスはこない。何にも来ない。

こんなに来ないと迷いが出てきちゃいます。

17番以外のバスが来たらどうしよう・・・乗っちゃおうか・・・

「乗りたい・・・( ;_;)」

こんな場所に置いてきぼりは不安だよね。

バスを待つ列の後ろの方を見ると、「あら?」日本人らしき人も並んでるじゃな

い。

「良かった!」ってちょっと安堵。

でも、バスは来ない・・・



もうすぐ20分以上経過しようとしてる。

辺りも静かになってきたなあ。

バスを待って並んでる人はそのまま長い列をつくってるから少しは安心だけど。

「バスはどうなっちゃってるの〜?」

「あれ? 遠くに見えてるのはバス?」



「どうかあのバスが17番でありますように(^人^)!」

そう願いながら、近づくバスのフロントの番号が気になる〜。

「26だ〜('◇'、)/」

後ろから日本語が聞こえてくるよ。

「どうする?」「乗っちゃう?」「大丈夫?」

「私も助けてほしい!」

思わず後ろの日本人グループに声をかけてみる。

グループの一人が代表で、ドライバーさんに確かめてくれることになった。

「シティセンターに行くらしい・・・」

でも、まだ不安な空気が漂ってる。

日本人グループの方たちも17番と117番って聞いてるみたい。

迷っていても仕方がない!

スペインからのサポーター達も乗車してるよ。

「みんなで乗っちゃえば恐くな〜い!」ってことで一致しちゃいました。

もちろん私もお供をさせていただくことにしました。

「(^。^;)ほっ! ひと安心」

そのせいか、バスではグループの方たちと楽しくお話。

お名前なんか知らなくてもリヴァプールFCのファン同士だもの。

楽しい会話が弾んじゃいます(*^o^)(^O^)



おしゃべりをしている間にバスはクイーンスクエアの裏側の通りに到着!!!

みんな降りるから大丈夫だったけど、

リヴァプールのバスって案内がないし、

「目印がない場所だとちょっと難しいかも!」って思いました。

日本だって、知らない土地で定期バスに乗るのは難しいものね。



それにしても長〜い一日だったなあ。

今日一日でいろんなことがあり過ぎて、緊張したり、喜びで興奮したり忙しかっ

た。


窓の外側に冷やしてあるビールだ〜!

「ホラ(^o^)! 準備しておいて良かったでしょ?」

ついにアンフィールドでの観戦が実現!

こんな幸せな夜の冷えたビールの味は格別!

「カンパイ(^O^)/C□☆□D\(^_^ )」



腰のストレッチもしなきゃ。

カードの紛失やアンフィールドでの観戦で忘れてた腰。

思い出しちゃった〜('_`) やっぱり疲れてる〜。



明日はまた予定が一杯。

ピアヘッド、メルウッド、そしてキャラガーのお店で食事してスタジアムツアー。

そして夜にはロンドンに戻るという日程。

一番過密な日程の一日かもしれない。



「(*^¬^*)うぃ〜っ! 酔っちゃったみた〜い!」

「神様、今日もありがとう。おやすみなさい(-_-).。oOO」



続く

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