オランダ編①

2016-11-03

■第64話《博物館の猫さん達》■


廊下の美術品の脇には部屋に入るドア。確かに普通のお宅です。

ドアを開けて部屋の中に入ってみます。

「おー!」

猫さんの置物、猫さんの食器、猫さんの肖像画、猫さんの・・・etc.


「ヨーロッパにはこんなに古くから猫グッズがあったのね!」

「驚きですねー! これほどの猫グッズ!」

「きゃー! 日本の招き猫さんですよー!」

大きいもの、小さなものがずらっと並んでいます。

ヨーロッパの博物館にこんなにたくさんの招き猫たち。なんだか嬉しくなっちゃいますね。


窓の前にはちょっと怖いマネキン。これは猫の毛皮を着ているマネキンらしい。

毛皮でこんな衣装を作ってしまう文化もあったんだ。

日本も三味線は猫の皮を利用していたんですよね。そんな事実も思い出されます。

シャンデリアや古い調度品で囲まれた部屋。

これらの猫をかたどった調度品の数々には、

猫が愛されていた様子をとても感じることが出来ます。

彫刻や絵画やソファーなど、立派なものが多いことにもビックリ!

「そうなんです! 中に入ってみるととても大きなお屋敷なんです!」


「でもです! 私はまだここで飼われている本物の猫さんに出会ってな~い(×_×;)」

がっかりな気持ちのままふっとソファーに目を移すと何か丸くなって寝ていますよ!

「最初の猫さんに会えました!」

白をキャラメルと黒の毛色。

「この子は三毛猫さんみたいね」

「逃げちゃわないで!」

そっと近寄って手を差し伸べてみます。

「嬉しいo(^-^)o」

観光客の方々が出入りしている博物館の猫さんだけありますね。

初めて出会った私が撫でても堂々としています。

「しかも人懐っこい!」


あまりの可愛らしさに、そのまま撫で撫でタイム突入!

「オー! この子もゴロゴロ言ってるよ!」

この子の耳の端には切れ目。日本では野良猫さんの去勢や避妊済みの目印ですよね。

「この目印って万国共通? この子も以前は野良猫さんだったのかもね」

こんなことを感じても、スタッフの方に尋ねることも出来ない私。

英会話が出来たら旅はもっと充実するのにね。

「たまには反省(_ _)(-.-)」

こんな時にはやっぱり言葉の壁に寂しさを感じてしまいます。

「でもね、皆さん(⌒^⌒)b猫さんたちとは言葉の壁はない!!!」

「撫でられて気持ちいい場所も共通みたい(^-^)」






続く

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