オランダ編①

2017-08-06

■第70話《同じ色のセーターの女性》■


5月7日。アムステルダムに来て3日目です。丸一日観光出来る最後の日。

時の経つのは早いですね。明日の夕方のフライトで帰国です。


今日はアムステルダムアレナとハイネケンエクスペリエンスを訪ねる予定。

何も予約はしていないのであくまでも予定ですけど。


今朝はオランダに来て初めて「ダッチウェザー」といわれるお天気(°.°

昨日までは、オランダ在住のホテルのご家族さえ驚くような晴天続きでした。

この日の曇り空こそが「ダッチウェザー」とご主人が教えてくださいました。


これからの予定は両方とも室内です。

つまりお天気も予定通りですね。

オランダに来てダッチウェザーを経験出来ない方が寂しいものね。


ダイニングではご主人にオランダのお話を色々して頂きました。

そんな会話の中で、私が猫ちゃんの名前を「モナちゃん」って知っていると、

ご主人は凄く驚いてましたよ(°o°)ゝ

「トリップドバイザーの口コミ」に書かれていたことをお話すると、

ネットの情報力に感心したり、また驚いたりのご主人でした。

「そうですよね_(^^;)ゞ」

ホテルの飼い猫の名前まで日本から来た私が知っているなんて!

冷静に考えてみると凄い情報力ですよね('〇';)

その情報力に私はいつも助けられているのですけれど!


昨日、ゴッホ美術館のチケットをくださった方ともダイニングで遭遇。

お互い一人旅なので、今朝も席をご一緒させて頂いてお礼を言います。

すると彼女はとても困ってる様子。


ご自宅から「お母様が危篤」の連絡が入ったとのことです。

ちょうど携帯電話を手に焦っている様子でした。

帰国をするためのフライトの予約をしようと

ロンドンのANAに電話をしているところだそうです。

海外旅行中のご家族の大変な出来事(;°°)!

「自分自身のこと以外に家族のことで急な帰国を余儀なくされる!」

考えたことは正直ありませんでした。


彼女は全日空を利用しての旅。ANAのロンドン支店に電話。

オランダとイギリスは一時間の時差。だから

ロンドンのオフィスはまだオープン時間ではありません。

繋がらない状態に焦っていらっしゃいました!

日本のオフィスは営業時間が終わっています。

「時差って何かあった時に大変なんだ(;-_-)!」


相手が営業時間外だったら何にも出来ません。気持ちだけが焦りますよね。

家族が元気でいてくれることにも感謝です(。^_^。)


やがて彼女はANAの営業時間を待つため、一旦、部屋に戻って行かれました。

私も食事が終わり、一人、ダイニングでゆっくりコーヒーを頂いています。


すると女性が一人でダイニングに入ってきました。

こちらのホテルでは初めて見かける方です。

「昨日の夜、到着したばかりなのかな(°σ °)」

彼女は手に「地球の歩き方」を持っています。

つまり観光旅行だよね。それなのにとても寂しそうで辛そうな表情。

「何だかその表情が気になるなあ」

偶然にも彼女は私と同じ色のセーターを着ているので尚更です。

エメラルドグリーンのセーター。

そんなにお揃いになる色ではないので同じだったことに縁を感じてしまいます。

「旅行ですか?」

思わず声をかけずにはいられませんでした。






続く

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