オランダ編①

2017-08-06

■第82話《今日はいったい何があるの?》■


元気になった彼女とのダイニングでの朝食。

ここまでの旅のことや日本でのお仕事のことなど、

色々興味深いお話を聞かせて頂きました。

「日本に戻ったら会おうね!」

嬉しい約束もして、二人とも今日の予定があるのでここでお別れすることにしました。


「今朝、一つ大きな難関が私にはあるんです(→o←)」

今日のフライトは午後。チェックアウトの後はホテルにスーツケースを預けて、

出発までの時間を過ごす予定。

難関はホテルのこの急こう配の階段! 

「どうやってスーツケースを下ろそう…」

「出来るかなあ(-。-;)」

不安なまま部屋に戻って帰国の準備。

そして荷物を詰めたスーツケースを持って廊下へ出ます。


「手荷物を一旦廊下に置かせてもらおう!」

「最初にスーツケースだけ下ろしたらいいよね!」

「でもその前に・・・」

冷蔵庫のビールが残ってしまったので、

まだアムステルダムに滞在する彼女に渡すことにしました。

お部屋を訪ねて最後のご挨拶。

すると彼女がスーツケースのことを心配して、部屋から出て来てくださったんです。

「スーツケースを下ろすのを手伝いましょ!」

「救世主だー(^◇^;)」

心の中で叫んじゃいました!


階段でそんな会話をしていると、

それを聞きつけたホテルのスタッフの方も来てくれて、手伝ってくれました~!

スタッフと言ってもファミリー経営のホテル。みなさんご家族なんです。

「本当に皆さんに感謝です!!!」

「オランダで生きてく為には階段に強くならなきゃp(^^)g!」


チェックアウトが終わったら本当に彼女ともお別れ。

「この先の旅の続きも気を付けてね」

全く計画のないまま一旦ホテルを出ることにしました。

「午前中にまだ訪ねていない美術館にでも行ってみようかなあ」


いつものトラムが走る通りに出ると、たくさんの警察官か交通整理をしています。

「まただ~!」

初日もたくさんの警察官でしたよね。帰る日も警察官が道路に出て交通整理。

「こんどは何よ~( ̄□ ̄;)!!」

それにあんなに行き来してたトラムの姿が全く見えません。

「トラムはどうして走ってないの?」

不安になって、

交差点を右に曲がってすぐの所にある、空港行きバスの停留所に行ってみます。

「少し待ってみよう!」

空港行きバスも全く来る気配がない。

それどころか他のバスだって来る気配がないですよ。

暫くすると、2人の女性がバス停に来ました。

「バスに乗るのかな?」

でもバス停に貼られた紙を見て帰ってしまいました。

停留所に張り紙がしてあることにそのとき初めて気がつく私。

「もちろん読めない(+。+)」


「これはひょっとして…ヤバい?」

 空港行きバスでの移動は諦める必要があるのかも。

「どうしよう!」

「そうだ! ホテルに戻って相談してみよう!」

「良かった! 日本人が経営のホテルで!」

アムステルダムの滞在をこのホテルに決めたことは本当に正解。

リサさんとの出会いやモナちゃんとの出会い! 

もちろん立地も居心地もスタッフさんの優しさも。

そしてこういう困った時に頼れるって本当に心強いです!('~' )/


ホテルに戻ってスタッフに外の状況をお話します! すぐにパソコンで検索。

オランダって自分で調べるというのが当たり前なんですって!

日本のように事前の連絡はないとのこと。

「自己責任の国」ってことなんでしょうねえ。


「分かりましたよヽ(^。^)/」

「今日は『ジロデイタリア』のスタートの日!」





続く

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