フランス編①
2021-05-07
■第46話《古い港町オンフルールへ》■
「モンサンミッシェルの観光が終わると何だかこの小旅行も終わった感じがしちゃう (_ _,)」
バスに揺られながらリラックスしていると、最後の島と修道院の姿が車窓に見えて来ました。
「長閑な牧草地!」
「緑と空のブルーとモンサンミッシェルが美しいわあ ヽ(´-`)/」
本当に最後のお別れをして、バスはセーヌ川河口のオンフルールの港町に向かいます。
「車窓からのフランスの田舎の風景はとても心を和ませてくれるね!」
それはフランスが農業をとても大切にしているのを感じます。
「バスは港町に到着」
オンフルールはモネをはじめフランス印象派の画家たちが愛した港町だそうです。
ノルマンディ地方の小さな港町。
『ジムノペディ』が日本でも人気の作曲家エリック・サティが生まれた町だそうです。
「絵画の題材にもなった風景を散策していくなんてロマンティック (*^。^*)」
最初に目に映る風景でその素晴らしさが納得です!
「小さな港を囲むように建つ可愛い建物とレジャーボート!」
「まるで絵のようね (*^^*)」
「だから絵画の題材になるのか (^^;ゞ」
細長い建物の前にはパラソルが並んでいてレストランのようです。
「ここにもメリーゴーランドだ!」
フランス人ってメリーゴーランドをどこでも楽しんじゃうようですね!
街では古い教会に目を引かれます。
「サント・カトリーヌ教会! フランス最古の木造教会なんだって!」
船大工たちが船底技術を利用して建てたそうです。
教会の天井が船底を逆さにしたような形には驚きますよ。
「さすが港町だわあ(゜ο゜)!」
旧市街は素朴な商店が並ぶ細い路地が続いています。
住宅の間を縫うように続いている雰囲気がとても心地よい路地をいつまでも歩いていたかった!
「ウジェーヌ・ブーダン美術館もあるの?」
「モネの絵画もあるんだあ!」
添乗員さんのお話だけで寄ることが出来ないツアーにただただ残念な気持ちになって来ます。
この街は木造の家が多いそうですけれど、どの家も本当にお洒落!
「色々な建物デザインで見ていて飽きない!」
街を散策すればするほどお洒落なお土産屋さんやレストランに出会えます。
「滞在時間の短さにとても後悔してきちゃう (。><)」
ノルマンディーの特産として有名なものと言ったら、カルヴァドスやシードル。
「街の酒屋さんでカルヴァドスを試飲させて頂けるんだって!」
「美味しい(*^¬^*)! これは絶対お土産よね!」
ここはコタンタン半島の根元のセーヌ川河口の町。
コタンタン半島の先端はカトリーヌ・ドヌーヴ主演でカンヌ国際映画祭グランプ リ受賞の
「シェルブールの雨傘」で有名になったシェルブールがあるそうです。
映画『シェルブールの雨傘』の雨傘屋さんがあって傘が売られていました。
「シェルブールの雨傘って音楽は耳にしたことはあるんだけど!」
「映画は見てないんだよなあ (゜゜)(。。)」
多くのアーティストに今でも愛されているオンフルール!
「だからなのね! どこも絵になるなあ!」
撮影に夢中になりながら歩いて行いると同じツアーの方の姿があります。
港に面したオープンカフェのレストランでムール貝のワイン蒸しを頂くとのこと!
「私もムール貝を白ワインと一緒に頂きました d=(^o^)=b」
「ふっくらしたムール貝がとても美味だわあ!」
古くて穏やかでそれでいて可愛い町並み!
この絵のような港町はちょっとだけ立ち寄るにはあまりにも勿体ない!
「こんどは宿泊して一日中この風景を眺めて過ごしたい!」
「絵なんか描きながらね (^_-)-☆」
ほんの数時間の滞在だったけれど、たちまちこの街のファンです。
印象派の絵そのままのような雰囲気はまるで絵を見ているようにも感じます。
「モンサンミッシェルだけのツアーを探していたんだったよね!」
それを思い出すと本当にこちらのツアーに変更したことは正解だったと思います。
「滞在時間が短かったのが残念 (--)(__)(―_―)!!」
「またゆっくり個人で訪ねられたらいいなあ!」
このツアーに変更したことは修道院だけじゃなくて、
お城や港やパリとは違う色々なフランスに出会えました o(^o^)o
続く